女性との会話は敬語やタメ口の扱い方をマスターすれば距離感をコントロールできます。
敬語は女性との距離感、友達との距離感を埋めるもの。
逆に、上下関係や主従関係を明確にするもの。
それが「敬語」の存在です。
文法がとか、尊敬語、謙譲語などのような難しい事をここで書くのは多分求められてませんし、僕自身、そのあたりにとことん詳しいと思ってませんので、そこを掘り下げる事はできません。
ただ、大雑把なくくりでの「敬語」と距離感については、ぜひ覚えておいてもらったほうが良いと思いますので書かせてもらいます。
- 女性との会話を敬語からタメ口に変えたい
- 上下関係の下だと思うから敬語
- 女性との会話は意識の中で上下関係を作っている
- お互いが敬語の場合
- 女性との会話で視線をそらしてしまうのは関心の持ち方が間違っているから
- 僕も目を逸らす事を悩みました
- 欲求を認めてしまう
- 関心の方向が違う
- 同時に2つの事を考えられない
- 女性と会話する時、敬語のクセが抜けない
- 女性との会話で敬語を使わないと嫌われるのでは?
- 女性は敬語に対する感覚が違う
- 女性との会話で敬語をやめるキッカケ、タイミング
- 敬語からタメ口は同意できる話題の時
- 女性との会話の引き出しを増やす3つのポイント
- 会話のネタを増やすための3つのポイント
- 女性との会話で敬語やタメ口の扱い方まとめ
女性との会話を敬語からタメ口に変えたい
女性との会話に不慣れなうちはどうしても敬語になると思います。
初対面や慣れない間柄なら、それは自然な事ですが、いつまでも敬語だとそれは一定の距離から仲良くなる事ができませんよね?
じゃ、いつタメ口になればいいの?という疑問もあると思いますがいかがですか?
敬語かタメ口かは大きな問題じゃない
女性と仲良くなるためにはタメ口になる事は、いつかどこかのタイミングで必要になります。でも、タメ口になれば良いってわけでもありません。
ここが難しい所ではないですか?
タメ口になって嫌われる男ってのも居ますしね。
タメ口になったほうがいいのは分かってるけど、タメ口になって嫌われるなら敬語でもいいのか?
そんな無限ループにはまると、敬語からタメ口というのが果てしなく高いハードルのように思いますよね?
そこにハマり切る前に、少し考え方を変えることをオススメします。

上下関係の下だと思うから敬語
まず、なぜタメ口になれないのか。
基本的で根本的な原因だと思いますが、ここを再認識して欲しいんです。
そして、ここの考え方が変わらない限り、タメ口になっても違和感しかありません。
タメ口をためらう理由に、相手の女性は自分より格上だという意識が強すぎませんか?
相手は上、自分は下。
年齢的な事や社会的な評価云々の前に、人間として負けているという意識がどこかにありませんか?
例えば、嫌われたくないとか。
こういう意識が強すぎると、タメ口になるのは違和感があるはずです。
タメ口になるというのは、同等、同じ高さの意識ですからね。
例えば、同級生に敬語を使う事はないはずです。
でも、上級生には使いますよね?
そして、下級生にタメ口を使われるとムッときますよね?
この上下の意識が強すぎると、タメ口になる事をためらいます。
そして、この意識を残したままタメ口を使うと、違和感が必ずでます。
女性との会話は意識の中で上下関係を作っている
女性との会話は意識の中で上下関係の下だと思っていると、タメ口が不自然なんですね。
それが出てしまいます。
下からお伺いしている感じのタメ口になります。
わかりますでしょうか?
意識として、まず相手と自分は上下とかじゃないんだというものをもってないとタメ口は不自然になってきます。
スタート地点として、相手と自分は上も下もないという意識をシッカリと作れているかどうかです。
それが出来てないなら、敬語云々じゃなくこんな事をしているはずです。
例えば、やたらめったらと相手を褒める。
相手の言う事を無条件で全て認めてしまう。
こういう事をしているはずです。
ここで上下関係を明確に打ち出しているんです。
相手は上、自分は下という感じですね。
なのにタメ口となると違和感しかありません。
普段から、やたらと褒めない。
良い部分があれば褒めるのはいいけど、褒めよう、褒めようとして機嫌を取ろうとしない。
相手が言ってて、おかしかったらおかしいと言う。
わかる事はわかるという。
そういう普通の意思表示が出来ていればタメ口になっても違和感はありません。
相手と自分は同じ高さですから、むしろ敬語のほうが違和感が出てきます。
つまり、敬語からタメ口にいつ切り替えたらいいのかという事が気になっている時点で、もう相手は上で自分は下という意識が強いって事なんです。

お互いが敬語の場合
少し違うパターンで、お互いに敬語というものがあります。
これは、むしろタメ口にしやすいです。
「お互いに敬語って窮屈だからやめない?」
って一言で良いんです。
相手は「いやいや、それは・・・」って言うかもしれません。
相手は相手で敬語を使う理由があるはずですから。
その理由を聞いて、そんな事を気にしてほしくないという事を伝えましょう。
それでも頑なに敬語を使う人も居るかもしれませんが、意志表示として敬語じゃない関係を望んでいるという事が伝わっただけでも少し前進ですからね。
敬語を使う理由は、往々にして相手に失礼がないようにって事です。
タメ口でも良い理由は、言葉遣い一つが失礼にならない関係です。
タメ口の関係を望むのなら、まずは自分自身がどういうスタンスで相手と接する事が良いのか、どういう関係性が理想なのかを意識してみてください。
良い変化が起きるはずです。
女性との会話で視線をそらしてしまうのは関心の持ち方が間違っているから
女性との会話で目を合わすことができないという悩みを抱えている人って多いと思います。
あなたも同じように悩んでませんか?
「女性と話す時に、ついつい目をそらしてしまう・・・」と。
目を合わせたほうが良いらしいけど、でも・・・と心理的な抵抗を感じる。
それなら次のような事を考えてみてください。
会話で目を逸らすのは他人の目を気にしているから
僕たちが目を合わせる事ができない理由の多くは、結局は「他人の目を気にしているから」なんです。
言い方を変えると「自信がない」とか「不安だから」とも言えますが、総じて言えるのが他人の目を気にし過ぎています。つまり、女性からどう見られているのかが気になって、会話の途中で目をそらしてしまうんです。
つまり、解決方法だけを言えば、あなたの関心を、相手の女性の内面に向けるって事になります。
それが出来る様になれば、少しずつマシになってきます。

僕も目を逸らす事を悩みました
僕の経験では、女性との会話で目を合わせることができない事で悩んだのは思春期の頃でした。
過度に女性が気になるあまり、女性が自分をどう見ているのか、こんなにやらしい事を考えているのがバレてるんじゃないのかがとっても気になってました。
だから、目を合わせる事ができませんでした。
今はそれが全くありません。
全くは言い過ぎかな・・・相手によっては目を合わせると照れる相手が居ますが、それでも頻度はかなり減ってます。
そして、女性と目を合わせる事に抵抗がなくなったのは、自分の中での割り切りが相当できるようになったからだと思います。
欲求を認めてしまう
例えば、性的な欲求であるとか、良い恰好をしたいであるとか、そういう事は当たり前なんです。
まず、ここを認めるしかありません。
そういう事にやましさを感じていると、隠そうとしてしまいます。
隠そうとするから、好みの女性が目の前に来ると、バレないように目を逸らします。
いいじゃないの、別にバレても。
実際に、タイプだし、タイプの女性にムラッと来るのは健全な男子なら当たり前の事なんだし。
そういう風に割り切ってくればくるほど、少しずつ目を逸らすという事が減ります。
まず、この隠そうとしているやましさのようなものと折り合いをつけるのが一点です。
関心の方向が違う
目の前の女性への関心よりも、自分の中を見られたくないという自分への関心が強いから目を逸らします。
つまり、女性への関心を強く持てれば目を逸らす事が減ります。
って言うと「関心があるから目を逸らすんだよ」って言われそうですが、ちょっと意味が違います。
それは、自分が主で女性が従の関係での関心のはずです。
自分の欲を満たしたいというのが先にあり、その対象として目の前の女性を見ているってことですね。
その発想を少し変えて欲しいんです。
目の前の女性は、何に関心を持っていて、何が欲しくて、何を悩んでいて、何が不安で、何が怖くて、どんな家族構成で、どんな仕事で・・・。
こういう事をスラスラと言えますか?
言えないなら、それを知りたくないですか?
そういう好奇心を持って女性と接すると、自分の中へ向いていた関心は女性に向きます。
というか、自分の中に関心を持つ余裕がなくなるんです。

同時に2つの事を考えられない
人間の本能として、同じことを二つ同時にできないという性質があります。
例えば、街中のティッシュ配り。
ただ歩いている人に渡すより、携帯で電話をしながら歩いてる人に渡す方が受け取ってもらえる可能性が圧倒的に高いんです。
電話に意識が行ってるので、ティッシュを受け取る、受け取らないという判断にまで意識が行かないんです。
一つに関心が向くと、同時に関心を持つ事ができません。
つまり、女性に関心を持つと、恥ずかしいという意識が芽生える余裕がなくなります。
逆に言うと、自分の中にばかり関心が行ってるって事は、女性の事をよく理解できてないでしょ?って事です。
図星でしょ?
モテたいなら会話は大切ですが、会話をするのは目の前の女性に関心があるからです。基本ですよね?
でも、基本から逸れるマインドで会話をしているからモテないんです。
目を合わせているか、合わせてないかというのは一つの現象であって、その根っこは、関心がどこに向いているかです。
ちょっと意識してみてください。
必ず変化がありますよ。
女性と会話する時、敬語のクセが抜けない
女性と仲良くなりたいけど、なかなか仲良くなれないって人が先ず初めにぶつかる壁が「敬語」ではないでしょうか?
実際に僕自身も女性と会話する時に敬語が抜けずに苦労しました。
だから、その苦しみはよくわかります。
ただ、敬語を使う癖や習慣を意図的に取り除く事ができれば、女性との距離はグンと近くなってきます。
なので、是非、敬語を使わないようにする事を意識してみてください。
女性との会話で敬語を使わないと嫌われるのでは?
とは言っても、「女性との会話で敬語を使わないなんて、失礼じゃないの?」「なんか慣れ慣れしくて、嫌われそう」という事を思う人も居ると思います。
正直に言うと確率的にゼロではありませんので、そうなる可能性もあります。
相当低いですが。
ただ僕が思うのは、敬語をやめて嫌われる場合はだいたい何かを間違っているのです。
TPOの判断を間違えた時が、敬語を使わずに失敗するケースには多いように思うのです。
空気を読み間違えなければ嫌われません。
女性のメンツをつぶしたり、敬語を使うのが嫌味になったり。
そういう事を察知する事ができれば大丈夫なのですが、このあたりは経験がモノを言うと言えば、そうなのですが・・・。
・・・と話がそれはじめましたので元に戻しますと、女性にとって敬語は少々邪魔なものなのです。


女性は敬語に対する感覚が違う
まず、女性と男性は根本的に感じ方が違うという大前提にあります。
女性は横のつながり、男性は縦のつながりを非常に重視する傾向にあります。
個人差はありますが、だいたいがそうなっています。
だから、縦の関係を強調できる敬語を使う事を男性は大切だと思い、敬語を使われると女性は疎外感や距離感を感じてしまうのです。
女性は、敬語を使うような関係よりも横の関係を好む傾向にありますので、敬語を使い続けても好感をもってもらえません。
これは、男女の違いでそういうものだという事をシッカリと覚えておいてください。
女性との会話で敬語をやめるキッカケ、タイミング
その上で大切なのが、女性との会話で敬語をやめるタイミングです。
正直、この見極めだけが大切です。
特に初めてのタメ口をどの瞬間に繰り出すかです。
僕の経験に基づく部分が多いのですが、僕にとってベターだと思うタイミングは次のタイミングです。
冗談を言ってきた
冗談を言ってきたあとは笑うというリアクションが正解ですが、それはもったいない。
その冗談に、さらに冗談をかぶせたり、ツッコミを入れたりする事ができるはずです。
その時にタメ口調になったとしても、まったくおかしな事はありません。
冗談をいうという事は打ち解けたいという意思が裏にはありますし、心を許したいという願望が少なからずあるのです。
そこで敬語で何かを返す方が冗談を言った側には酷だったりもします。
冗談を言ったあと
先ほどの逆のパターンで、こちらから冗談を言う時にタメ口を使う。
ただ、ちょっと難易度は高いです。
まず冗談がある程度のクオリティがないと、面白くない冗談を言うというマイナス評価な上に、その面白くない冗談をタメ口でいう事で上から目線な感じも出てきます。
最適な冗談を言えるタイミングがあったなら、そこで適切な冗談をタメ口で言えればグッと距離を縮める事ができます。
リスキーではありますが、こちらのタイミングで距離を縮めることができますので、スマートに冗談を言える人のほうが仲良くなるのに時間がかかりません。

敬語からタメ口は同意できる話題の時
女性と共通の趣味があったり、考え方がすごく理解できる時などに、同意を表すと同時にタメ口へと移行する事もスマートです。
「XXって、あまり好きじゃないんだよね・・・」
「あー、わかるわ・・・」
みたいな感じですね。
同意を示している独り言のような感じなので、独り言なのか自分に向けられたのか微妙すぎて判別しにくい相槌です。
すかさず、タメ口で話題をふったり、「それなら」って感じで話をタメ口で続けるようにすれば、徐々にタメ口が自然になり距離も詰まってきます。
と、タメ口を使うタイミングを僕流で書いてみました。
はじめからタメ口で行くのも一つの手ですが、それはそれでリスクが大きいですからね。
でも、敬語を続けていても、いつまでたっても距離は縮まりませんし。
だからこそ、敬語を卒業できるタイミングは決して逃してはいけません。
敬語をやめると、女性との距離はグンと近づいて感じますよ。
女性との会話の引き出しを増やす3つのポイント
あなたの周りにも、こんな人はいませんか?
どんな話題にも柔軟に対応して、誰とでも普通に話せている不思議な人が。
何故か、不思議と誰とでも話を合わせられる。
どこから、そんな柔軟さが出てくるのだろう?と思いますよね?
そして、そんな風に自分も色々な人と柔軟に会話を楽しみたい!
と思った事もありませんか?
柔軟な会話ができる人は、やはり会話のネタが豊富です。
色々な会話のネタを持っているから、誰とでも会話を楽しむ事ができます。
もちろん敬語からタメ口にタイミングも掴みやすいです!
会話のネタを増やす事が会話に柔軟性を持たせてくれます。
では、どうすれば会話のネタを増やす事が出来るのでしょうか?
会話のネタを増やすための3つのポイント
知らない事を興味を持って聞く
会話をしている中で、自分にわからない事や疑問に思う事があれば、すぐに相手に聞くほうが良いです。
その瞬間に興味をもって聞いた内容は意外と覚えているものです。
なので、知らない事を知ったかぶりせずに、知らない事を知らないと伝えて教えてもらう事がで、会話の引き出しが増えます。
自分の世界を決めすぎない
コミュニケーションが苦手な人に多いのが、知らない話にぶつかると、それに興味がない事をあからさまにするというケースです。
もちろん、興味がない事があるのは仕方がありません。
ただ、知らない事に少し好奇心を持つ事が会話のネタを増やすためには絶対に不可欠というのは、お分かりいただけると思います。
同じ決めつけてかかるなら、「知らない」「興味がない」と決めつけるよりも、「それって、こういう事?」というような決めつけ方をした方が良いと思います。
記憶と記録にたよる
会話のネタの豊富さって、結局は記憶力の強い弱いに大きく関係しています。
記憶力が低い人は、会話のネタが乏しくなるのは致し方がありません。
それが悪いという意味ではありませんよ。
そういう能力差はあるという前提で、次のような事を意識してもらうとどうでしょうか?って事なんです。
記憶力に自信がある人は、どんどん記憶してもらった方が良いと思います。
でも、自信がない人は、メモをしていく事をオススメします。
面倒だ・・・と思うかもしれませんが、その面倒な事をするかしないかで会話のネタの数が全然変わってきますよ。
会話のネタを増やすためのポイントは、上記の3つのポイントを抑えられているかどうかに尽きると思います。
興味を持つポイントも、既に知っている事や知らない事に個人差があり、その個人差が個性で、その個性的な目を通して見えた事をキッカケに会話のネタが増えていきます。
結局地味にコツコツ努力する方が成長し、会話がうまくなるんです。

女性との会話で敬語やタメ口の扱い方まとめ
ここでは、女性との会話は敬語やタメ口の扱い方について書いていきました。
女性と初めて話す時は敬語でも良いのですが、ずっと敬語のままだといくら経っても距離が縮まらないので思い切ってタメ口で話してみて下さいね!